企業団体、千葉市にIR提案

千葉市は、20日に複数の地元ビジネスにより構成する無名のコンソーシアムから、幕張メッセ付近でIRを建設する具体的な事業提案を受けたことを明らかにした。

千葉の熊谷俊人市長はまだ可否にコミットしておらず、31日に「IR整備法を踏まえた提案があったことを受け、幕張新都心におけるIRの可能性についてさらに検討を深めていく必要があると考える」とメディアに述べた。

提案は幕張メッセを基礎にし、首都圏全体が利用する日本の最も大きなMICE施設を設け、既存のZOZOマリンスタジアムを活かして巨大なドーム型スタジアムを建設するとしている。

また、提案は幕張が東京と成田空港の中間にあるなど、周辺の優れた交通インフラを強調した。

千葉はIR開発の有力な候補地とされていないが、地元政治家がそのイニシアティブを応援し、東京や横浜など首都圏での候補地がIRレースから脱落すれば、千葉の立場が大きく変わるでしょう。(AGB Nippon)