牧之原市、IR誘致を断念

牧之原市は、静岡県が非協力的な姿勢をとったことにより必要な支持を得ることが出来ず、7ヶ月にわたる誘致に終止符が打たれた。

静岡県は、牧之原市の大寄地区にIRを建設する提案をはっきりと却下したわけではないが、誘致の予算を立てるのに3年以上かかるとしている県の主張により、牧之原市のIR誘致が実質的にレッドテープで自然消滅することになる。

県の言わんとしていることを察した牧之原市の杉本市長は誘致を断念し「県が想定するスケジュールは市の提案の倍以上の期間を要した」と説明した。

また、杉本市長は県の根本的な考え方に変化がない限り再びIR誘致を行うことはないという姿勢をはっきりと示した。(AGB Nippon)