青年会議所、福岡市にIR誘致競争参加を促進

福岡青年会議所(JC)は、九州の最も人口の多い福岡市にIR誘致を促進し、近い将来に同市や地元ビジネスリーダーに誘致を求める提言書を正式に提出することが分かった。

JC未来都市デザイン委員会の戸嶋太一委員長は「福岡の未来を考えた時、日本全体の傾向と同じく、人口減少や高齢化による経済活力の低下や財政の弱体化は避けられない現実があります。そこで我々は昨今、国内で頻繁に議論されているIRによってこの福岡のまちをより元気に、より住みよいまちにすることを考えました」とコメントした。

青年会議所は福岡市で4ヵ所のIR候補地を挙げている。

10月30日夜に300人が集まったシンポジウムにてキャンペーンが発足された。会議所は福岡が鉄道・飛行機アクセスの面では九州へのゲートウェイであることを主張した。IRが建設されればアクセスがそれなりに楽だと考えられる。

一方では、福岡によるIR誘致は長年をかけて地方・地域の支持を得ようとしてきた長崎・佐世保のIRキャンペーンの破壊的要素となるでしょう。また、福岡が誘致を目指せば県内に位置する北九州市の誘致が難しくなるはず。

青年会議所はIR活動を推進する映像も公開している。

(AGB Nippon)