ギャンブル依存症、文部科学省が高校教員に指導参考資料を提供

文部科学省は先週、高等学校教員のギャンブル依存症に対する理解度と知識を促進するため、指導参考資料を公表した。

この「ギャンブル等依存症などを予防するために~生徒の心と体を守るための 指導参考資料~」は12ページに渡り、ギャンブル依存症に関する基本データと依存症への危険性を調和させるために両親との対話や専門家への相談などのアドバイスが含まれている。全国の高等学校に配布される。

昨年7月、IR実施法と同時にギャンブル等依存症対策基本法も可決された。今回の指導参考資料は、長らく日本では放置されてきた社会問題に対する取り組みの一環とみられる。(AGB Nippon)