サンシティ 、ベトナムのIR株購入を先延ばし

マカオの大手ジャンケット事業者であるサンシティ・グループ(Suncity Group)はベトナムでのカジノ建設における34%の株購入を7月31日までまたも先延ばしした。

契約は5月の31日に取り決められる予定だったが、同社は香港証券取引所への書類提出に必要な条件を満たすためにはさらなる時間が必要だと述べた。

同社は契約の延長のほか、契約の条件には一切変わりがないと述べている。

サンシティはベトナムの中央部にあたるホイアン(Hoi An)の不動産を6億香港ドル(約84億円)でアルビン・チャウ会長(Alvin Chau)が所有する会社から買収している。

同社はカジノ内での業務管理を堅固するためビジネスのあり方を多様化している。

ホイアンのカジノリゾート地は2019年半ばに140のテーブルを構え一般客とVIP用にオープンされる予定だ。新しいリゾートで、一つのテーブルにつき1億米ドル(約110億円)の儲けになると予測している。ダナンにあるクラウン・カジノ(Crown Casino)での一年半での運営で一つのテーブルにつき2億米ドル(約220億円)の儲けを出している例から見るとこの見積もりは控えめだと言える。(AGB)