北海道パチンコ店、電力危機に直面

北海道にある約430のパチンコ店は地震の影響を受けている他の企業や世帯同様、直ちに電気消費量を最低でも20%削減するという政府からの要求に直面しており、店の多くが否応なしに特徴あるネオンサインや店内の明かりを消す結果となった。

先週北海道で発生した地震は地域全体を数日間停電状態に陥らせ、パチンコ店もしばらく業務を停止させることとなった。店の大半はすでに電力が復活しているものの現地でのエネルギー生産はほとんど需要に対応出来ておらず、今後も計画停電が起きる可能性は大いにあるとされている。

問題の根本的原因となっているのが島全体に電気を供給する上で重要な役割を果たしている北海道電力の苫東厚真発電所が被った被害の深刻さである。政府当局は火曜日、発電所の完全な修復には11月あたりまでかかることが予想されることを発表。

北海道の電力危機は数カ月続く見通しであり、地域のパチンコ業界にしばらく影を落とすこととなりそうである。(AGB Nippon)