石原慎太郎氏、東京にカジノは必要ない

Former Tokyo Governor Shintaro Ishihara

ほぼ20年前に「お台場カジノ」の構想をもってカジノ合法化運動を起こした元東京都知事の石原慎太郎氏は、日本の首都にはカジノ発展はもう必要ないと考えている。

火曜日に開かれた記者会見では、カジノ発展に関してAGB Nipponに問われたところ、石原氏は「東京じゃなくもていいと思いますよ」と答えた。

石原氏はそれから、日本のカジノは疲弊してきた地方の景気回復の対策になると語り、例として米国で先住民が同じような発展戦略を活かしていることを指摘した。また、日本の場合は静岡県の熱海市が最適なカジノ開発地と述べた。

7月に東京都知事の小池百合子氏は、石原氏がカジノ開発を支持したことを挙げてIR入札を検討する必要性を語っていたが、運動の発案者はもうその思いを抱いていないようだ。(AGB Nippon)