ゴールデンウィーク連休直前の4月27日と28日に大阪市内にて、トレードショーオーガナイザーズ株式会社主催の関西IRショーケースが開催された。大阪でもトップの政治家らがこのイベントの開会を行い、大手の国際カジノオペレーター6社が大規模な展示を披露。
開会のテープカットは松井一郎大阪知事と吉村洋文大阪市長両氏からの評判もよく、基調講演は知事と市長を今の座に就けた大阪維新の会の創設者である橋本徹氏が行った。
展示を行ったのはギャラクシー・エンターテインメント、ラスベガス・サンズ、メルコ・リゾーツ、ゲンティン・シンガポール、そしてシーザーズ・エンターテインメントの6社。中でもメルコはVRとARを駆使した精巧で高額と思われる恐竜の展示を披露。
中にはハードロックのように大阪に関心を見せつつもイベントが価値あるものとなるかどうか疑念があったため、不参加を選択した国際オペレーターもいた模様。
最終的には地元でもトップクラスの政治家達が出席したため、イベントは部分的な成功をおさめたとされる。
開催初日のビジネスデーはIR業界に関心を持つ人達約5,500人を引きつけ、大盛況だったといえる。逆に一般市民を対象とした2日目は、地元メディアの注目を集めていたにもかかわらず、訪問者は4,000人未満という残念な結果となった。(AGB Nippon)