セガサミーは、統合型リゾートのパラダイス・シティのフェーズ2建設が来年の3月末まで完了するとの見解を示している。
財務情報によると、フェーズ2の内容には、クラブとスパが含まれると予想される。 同社は、2017年度の財務情報開示前の報告書で、パラダイス・シティの利益改善の頑健たる兆しが見えていると述べられている。パラダイス・シティは、韓国のパラダイスグループとセガサミーの合弁会社であり、昨年4月にオープンした韓国初の総合型リゾートとして知られている。
しかし、経済有識者は、韓国がミサイル防衛システム導入を決定したことを背景に、中国が中国人団体観光客の韓国への訪問を禁止したことが、利益改善の足かせとなることを示唆している。
アナリストらは、ソウルが米ミサイル防衛システムを導入した後、中国の観光団体が韓国を訪問することを禁止するという北京の決定により、事業の上昇が遅くなったと述べている。
セガサミーは、今年下半期からパチスロの6号機の販売台数が加速的に増加すると予想している。
2017年度は規制改正により売上高が堅調に推移した。パチスロ台の売り上げ台数は前年度の215,000台と比較してわずか85,000台の販売に留まった。パチンコ台の売り上げ台数は、前年度の13万8千台から14万台と1万2,000台の増加となった。
しかし、該当部門の売上高は、28.7%減の1056億円(9億6400万ドル)となった。(AGB)