IR主催を強く支持し続けている苫小牧市長の岩倉博文氏は提出期限前に他に登録を行う候補者らが現れることもなく、4年の任期を務めることとなった。
岩倉市長は地元メディアからこの無条件の勝利がIR開発計画への信念の兆候から来たものかと聞かれた際、「無投票は、信任されたというより、誰も対抗馬が出なかっただけ。IRの苫小牧モデルを出したのもつい最近なので、市民理解を得る努力をしていきたい」と答えている。
苫小牧市当局は3月に暫定IR報告書を作成し、施設が開くまでに20~30億ドル(約2200~3290億円)投資を計画。さらにIRが年間600〜1100万人の来場者を獲得し、年間売上高は12~15億ドルに(1320〜1650億円)なることを予想している。
北海道庁は苫小牧のIR入札を支持するかどうかについてはまだ発表していない。(AGB Nippon)