マカオ政府観光局(MGTO)は、夏休み期間中における訪問者数が5%伸び、これによりホテルの客室利用率が90%を超えると見込んでいると、マカオラジオテレビ(TDM)は報じている。
先週、MGTOのヘレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長(Helena de Senna Fernandes)は報道陣の取材に対し、今年の後半も地元の観光産業は成長を続ける見通しであると語った。
「私たちは、今後4ヶ月も比較的に忙しい時期を過ごすことになりそうだと考えています。通常、夏休みが終われば忙しい状態も落ち着くものです。しかし、9月中旬になれば安定した成長傾向が再び始まることになるでしょう」とフェルナンデス局長は語っている。
さらに局長は、昨年の台風13号(Typhoon Hato)以降は一時期的にパッケージツアーを控える動きがあったが、旅行者数に関しては前年比のデータを見れば、9月に著しく伸びる傾向があるため、警戒するには及ばない指摘した。(AGB)