年末までにウィン・リゾーツが日本IR開発オフィスを開設するための準備を進めていることをウィン・リゾーツ開発の社長であるクリス・ゴードン氏(Chris Gordon)がAGB Nipponとの独占インタビューで語った。
ゴードン氏は「現在オフィスの場所について交渉を進めている最中である」と述べたが、実際に開設されるのがいつになるか正確には分かってはいない。
これと進行させながらウィンは日本関連のチームの作成にも取り掛かっている。「この件に取り組んでいる米国での事業に人員を追加し、また日本でも同様に人を増やしている。彼ら現在はコンサルタントだが、日本でも常任スタッフを増やす予定である」とのこと。
日本に焦点をあてている米国側のチームは、ラスベガスとボストンの間で地理的に離れている。
ゴードン氏はウィンが地方都市における競争には一切参加しないことを明らかにし、「現時点では大都市圏に注目している」と述べた。またウィンがすでに大阪と横浜でのRFI参加はすませたものの、愛知県ではそれを見送ったことも語った。
ウィンがIR入札を行う際には日本の強力なパートナーと組んでいることを予想していることもあり、ゴードン氏は今後の見通しには自信を持っている模様。
ゴードン氏自身以外でも最高経営責任者であるマット・マドックス氏(Matt Maddox)をはじめとする他の上級経営幹部の役員らも日本を何度も訪れている。(AGB Nippon)