北海道新聞社が実施した世論調査によると一般市民らの北海道IR構築に対する反応は冷ややかなものであり、わずか33%が支持している反面65%が反対している模様。
この数字は明確な意見を持っている人々と照らし合わせるとさらに厳しいものとなっている。43%がIRに断固反対している反面6%のみがそのような施設の建設を前面に支持しているとのこと。
このような世論調査ではよく見られる傾向だが、女性と高齢者の間では特に反対が強いようである。
逆に地方の市政が地元住民らに対して計画を積極的に推進している苫小牧地域は受入れ率が高くなっている。
北海道知事の高橋はるみ氏はIR構築を支持していると考えられているが任期は終わりに近づきつつあり、再選を目指すかどうかは不明。
来春には北海道議会も選挙に臨む体制でいるものの、今でも議院内でのIR構築の政治的支援は不足している模様。
あらゆる点においても苫小牧は全国で最も有力なIR候補地の1つと考えられているが、その地域における政治的妥当性がこの計画に対して主な脅威となり続けているのが現状である。(AGB Nippon)