北海道庁は道内からのIR入札の「優先候補地」は苫小牧市であるとし、競争相手である釧路市と留寿都村の希望に影を落とすこととなった。
この情報は月曜日に道庁関係者らが道議会に「IRに関する基本的な考え方」という新たな素案を明らかにした際に浮上。素案には「苫小牧市を優先すべき候補地とすることが妥当」とあった。
現時点では素案には苫小牧市が候補地であることやそもそも道にIR入札の予定があるのか等は明示されていない。むしろ議論を継続するための試案として素案が議員に提出された。
北海道は来年春に知事選挙と議員選挙が予定されているが道全体のIR入札への政治的支援は明らかに弱いものであり、北海道からのIR入札の可能性に疑問を投げかけている。(AGB Nippon)