愛知県のIR提案に影響を与える可能性を持つ知事選挙は、1月17日(木曜日)から選挙期間に入った。しかし、現職の大村秀章知事が圧倒的に勝利する以外の結果は考えにくい。
大村氏は、連立与党の自民党と公明党の支持だけでなく、もっとも大きな野党である立憲民主党の後ろ盾もある。
その一方で、競争相手の榑松佐一は日本共産党にしか支持されていない。
立候補の間に争点なっているのは、カジノではなく現在建設中のリニア中央新幹線とその建設費用のことである。リニアは、勿体なくて不要であると批判されているが、榑松氏が逆転勝利を成し遂げれば、カジノ関連のポロジェクトに反対するスタンスをとってももおかしくないと思われる。
大村氏は、IR誘致の明白な支持を宣言していないが、彼は実際に常滑市の誘致を支援しながら名古屋市の河村たかし市長のIR意欲に対抗しているのは事実だ。
知事選挙の投票日は2月3日。(AGB Nippon)