米国カジノオペレーターのモヒガン・ゲーミング&エンターテイメント(Mohegan Gaming & Entertainment)の最新業績発表によると、2月7日に前年比の純収益減少と調整後EBITDA(金利・税金・償却前利益)を報告した。
「連結売上高と調整後EBITDAが前年同期の結果に比較するとやや低いが、北東アメリカの市場で競争が激しくなった第1四半期後にフラッグシップであるモヘガン・サン(Mohegan Sun)のゲーミングボリューム全体が予想を上回ったこともあり、我々は前向きなままだ」とマリオ・コントメルコス氏(Mario Kontomerkos)がコメントを残した。
純収益が3億1950万米ドル(約352億1200万円)に到達し、前年同期比の3.6%減となった。モヒガンによると、モヘガン・サンとモヘガン・サン・ポコノ(Mohegan Sun Pocono)の少々低くなったゲーミング収益とモヒガンサン・ポコノのゲーミング市場プロモーション活動の継続的な増加が要因であるという。
上記の要因とペンシルベニア州のスロット税の増加、医療保険料が上がったことが調整後EBITDAの7190万米ドル(約79億2400万円)前年比5.4%減に繋がった。
モヒガンはコネチカット州、ニュージャージー州、ワシントン州、ペンシルベニア州、カナダのナイアガラ滝でカジノと展開し、現在韓国で2022年オープン予定の統合型リゾートを建設している。
また、モヒガンは日本のIRライセンスを目指し、その目的に向けた第一歩を日本の北海道で踏み出している。(AGB)