横浜商工会議所は、IR誘致を再び促進し「IR推進協議会」を今年中に設立することを発表した。
IR誘致について上野孝会頭は「横浜の経済発展には欠かせないものだと思っている。反対の声があるのも分かっているが、理解を求めたい」と述べた。
また、川本守彦副会頭は「IRイコール『カジノ』、イコール『ギャンブル依存症』という理解になってしまっている。そもそもIRというものが理解されていない」と付け加えた。川本氏は川本工業株式会社の代表取締役社長である。
横浜商工会議所は数年前からIR誘致を大いに支持してきているが、人々の間では反対の声が多い。横浜港運協会の藤木幸夫会長は著名な反対派の一人であり、IR開発の有力な候補地である山下埠頭に対する大きな影響力を持つ。
IR推進協議会の正式な設立は統一地方選後に予定されているということは、横浜の人々が決定的にIR誘致に反対していることへの暗黙の了解といったところでしょう。(AGB Nippon)