大屋高志氏が杉山健児氏に代わり、オカダマニラのIRとフィリピン証券取引所への裏口上場を果たすために買収したアジアベスト・グループ・インターナショナル(Asiabest Group International)の社長となった。
突然の交代について具体的な声明がなく、アジアベストが単に「グループの構造改革」に関する決定事項であるとフィリピン証券取引所に報告した。
交代は3月22日に行われ、その3日後に大屋氏が親会社であるユニバーサル・エンターテインメントの海外事業管理担当にも任命された。
大屋氏は2007年~2018年にてフィールズ株式会社で上級職を務めた経験を持ち、それ以前にドイツ証券で1999年~2007年にて執行役員を務めたこともある。
ここ数ヶ月、オカダマニラの事業が全速力で走り、好調な業績を残している。2月のゲーミング総粗収益 が24億ペソ(約50億円)となり、そのほか収益が1億6600万ペソ(約3億5000万円)、調整後EBITDA(金利・税金・償却前利益)が3億6100万ペソ(約7億6000万円)を報告した。
前年比でみると、2月のゲーミング総粗収益が2018年に比べ73%の増加となった。(AGB Nippon)