横浜港運協会の会長である藤木幸夫氏は、カジノ反対の「横浜港ハーバーリゾート協会」を設立することにより、横浜市へのIR誘致の阻止に注力している。
藤木氏は、カジノや海外の投資に依存しない観光復興計画を提案するため、来月中に協会を設立する予定である。
同氏は「海外企業に金が落ちるだけで依存症の深刻な問題があり、街が衰退する… どんなに金を積まれてもカジノは駄目だ」と言明した。
一方、この問題をめぐり藤木氏と対立している横浜商工会議所は、IR誘致を強く支持し、年内に「IR推進協議会」を設立する意向を表明している。
市民の間では藤木氏のカジノ反対スタンスに共感する声は多いが、横浜市が去年にRFIプロセスを実施したにもかかわらず、林文子横浜市長は自分のスタンスが未だに「白紙」であると述べている。(AGB Nippon)