カリフォルニア州で2回も発生した大地震により、影響を受ける範囲内にあるラスベガスとIR産業全体は震災の備える準備と公衆の安全確保が重要であることを再認識している。
先週11日にマグニチュード6.4、12日にマグニチュード7.1と立て続けに発生した地震の震源地はカリフォルニア州のモハーベ砂漠であり、ラスベガスから距離はあり大きな被害は無かったが、依然としてネバダ州も地震が発生しやすい地域である。次の大地震がラスベガス周辺で起きないという保障はない。
2009年2月に発生したマグニチュード6.0の「ウェルズ地震(Wells Earthquake)」では、推定1100〜1500万ドル(約12億から16億円)の損害が発生した。
ネバダ州のIR事業者らは、ラスベガス地域で大地震が発生した場合、安全を確保するために地震緊急対策計画を見直すよう政界とNGOの両側から奨励されている。(AGB Nippon)