ユニバーサル・エンターテインメントは、多通貨オプションを含む二つの革新を導入し、オカダマニラのカジノに両方の配備を明らかにした。
同社は、オペレータが一定金額を使ったVIP客に優先待遇を提供するスロット・プログラム・プレイ・システムを開発したと証券取引所への報告で述べた。
世界初のシステムであると主張するユニバーサルは、ゲーミング機器が管轄の通貨だけでなく複数の通貨を受け取れるリアルタイム自動為替換算サービスを開発したという。
ユニバーサルによると、プレイヤーが両替の面倒や無駄な時間が避けられ、オペレータ側はそういう取引処理の人件費を抑えることが出来る。
システムは全ての主要な通貨を受け取ることが可能で、既定の為替レートでフィリピンペソに両替する仕組みとなっている。外貨の使用上限などの規制もマネーロンダリングを防止する役目を果たす。
両システムはすでにオカダマニラで配備されており、ユニバーサルは新規製造事業としてアジア地域にこのシステムを展開する予定。
スロット・プログラム・プレイ・システムはプレイヤーに無料プレイやポイントを当たり、VIP客へのサービスを向上するものであり、バカラなどのテーブルゲームに優先待遇として導入されたローリング・プログラムを「システム化」する。ユニバーサルによると、このシステムはオペレータのスロット事業におけるマーケティングをより的確に行うことが可能となる。(AGB)