すべてのウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)施設は、2019年4月~6月期における収益が前年比増加した。マカオとラスベガスの施設が特に著しかったという。
営業収益が前年比3.3%成長し、17億米ドル(約1800億円)となった。
マカオにあるウィン・パレス(Wynn Palace)とウィン・マカオ(Wynn Macao)の四半期における営業収益はマス向け市場の増加したカジノ収益に牽引された。
四半期におけるラスベガス事業の営業収益も増加を記録し、カジノ収益とノン・ゲーミング収益が好調だったことに牽引され5.1%増の4億6400万米ドル(490億円)となった。
しかし、ウィン・リゾーツの純利益が9460万米ドル(約10億円)の39.3%減となり、アンコール・ボストン・ハーバー(Encore Boston Harbor)開業前の費用がその要因とされている。
ウィン・リゾーツ社長兼最高経営責任者のマシュー・マドックス氏(Matthew Maddox)は「プレミアム向けビジネスモデルを活かしシェアホルダーに長期的リターンをもたらすことに専念しているため、ウィンの先行きが引き続き明るいものである」と述べた。(AGB)