メルコリゾーツ&エンターテインメントは日本のバンダイナムコと組み、シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City of Dreams Manila)にザ・ガレージ(The Garage)という名の東南アジア初となるVRゲーム施設をオープンさせると、地元メディアが報道した。
マカオのカジノオペレーターであるメルコは日本でのライセンス取得に力を入れており、eスポーツを中心とした最先端技術をIRに取り込むと発言している。
2714平方メートルという広大な面積を誇るVRゲームと飲食店が楽しめるこのような娯楽施設がフィリピン国内オープンするのは初めてのことである。
施設にはバンダイナムコの3つの大きなVRゲーム場と、人気の高い10台の移動式飲食屋台で構成されている。
設計はパリを拠点とする創造性あふれる設計事務所、マエルベ・デザイン(Malherbe Design)が手掛けており、ストリート・アーティストのクークー・ラモス氏(Kookoo Ramos)とディージェー・ペースト氏(DeeJae Paeste)によるグラフィティ・アートをフィーチャーしている。
「創造性と最先端の技術を保有しているバンダイナムコと協力することができて、私たちは本当に光栄に思っています。私たちは同社と一緒に、フィリピン国内で従来のゲームと娯楽の枠を超えた、これまでにないエンターテインメントの体験をお届けする先駆者になれればと考えています」と、シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City of Dreams Manila)の最高執行責任者(COO)、ケヴィン・ベニング氏(Kevin Benning)は語る。
ザ・ガレージは、10月14日(日)より一般の入場が可能になった。(AGB)