商工会議所、三重県知事にIR誘致を促進

三重県商工会連合会は9日、鈴木英敬知事に県内のIR誘致に関する調査・研究を求め、要望書を提出した。

岡本直之会長が率いる団体は、2027年に完成の目処が立っているリニア中央新幹線の開発により、東京と名古屋の間の移動時間がわずかな40分に短縮され、「中長期的視野に立った大型プロジェクト推進が必要だ」と主張した。

去年の12月に、名古屋の河村たかし市長は三重県の桑名市にある伊勢湾沿いの大型アミューズメントパーク「ナガシマスパーランド」をIRの誘致候補地として提案したことで批評を受けた。

4月に再選された前後両方に、鈴木市長はIR誘致を支持することも否定することもなく、今回も明白な方向性を決めていないようだ。

しかし、県外からではなく県内で有力な団体がIR誘致に関する深い関心を示したのは初めてのことである。(AGB Nippon)