鎌倉市議会、「IR誘致を憂慮」を否決

鎌倉市議会は4日、近隣自治体がIR誘致を憂慮する決議案を否決した。関東地方でIR建設が認定されないことを望む決議案は、神奈川県内の横浜IR誘致が主な懸念になっているようだ。

決議案は「近隣自治体に及ぼすマイナスの影響は看過できない」と主張し、治安悪化やギャンブル依存症増加、観光復興効果が未知数などの具体的な懸念事項を挙げた。

また、「市にとって近隣で、影響を受ける人口が圧倒的に多い首都圏に、カジノを含むIRの計画認定がされないことを強く望む」としている。

決議案は賛成少数で否決された。(AGB Nippon)