インペリアル・パシフィック、2018年は減益と負債により損失を記録

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サイパン島でカジノを運営するインペリアル・パシフィック・インターナショナル(Imperial Pacific International)は、収益の減少および売上負債の増加により、2018年は損失が見込まれている。

同社は日本からの来客を呼び寄せようと努力していた事業者のひとつである。香港証券取引所に提出した声明によると、今月末までに監査の結果が発表される予定。

サイパン島には十分なジャンケット事業がないため、同社は顧客に直接借款を供与している。

オープン当時は上々な滑り出しをみせたインペリアル・パシフィックだが、自然災害および不法労働者のスキャンダルや労働問題により、リゾート全体の完成に向けてトラブルが相次いでいる。

管理当局である米連邦ロタリー委員会は昨年9月、ホテルを含むカジノ施設の第一フェーズを完成する期限を2021年2月まで延長した。(AGB Nippon)