ウィン・リゾーツ、大阪IR誘致を見送り

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ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)は、大阪のIR誘致競争から密に身を引き、関東におけるIRライセンスの取得に注力することが確認した。

AGB Nipponの問い合わせに答えたウィン代表者は「ウィン・リゾーツはこれまで大阪と何ヶ月も建設に対話させていただいたことと丁寧にもてなされたことに感謝している。大阪での統合型リゾートを目指さない方針を決めているが、大阪の更なるご活用を祈っている。現在、ウィン・リゾーツは関東地方に注力している」とコメントをした。

横浜市がIR誘致競争に乗り出したことにより、ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)やメルコ(Melco)などの大阪を見送りにした大手事業者と違って、ウィンは方向性の再調整について何も発表しなかった。

シーザーズ・エンターテインメント(Caesars Entertainment)も完全に撤退したことにより大阪における競争者が減っている。

その結果、たった数ヶ月前に大阪・夢洲におけるIR建設を目指していた7社の大手事業者の中で、MGMリゾーツ、ゲンティン(Genting)、ギャラクシー(Galaxy)の3社しか残っていない。(AGB Nippon)