ウデンナ、ホテルとカジノを上場部門に移す

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民間企業のウデンナ・コーポレーション(Udenna Corporation)は、フィリピンのツーリズム部門への進出を強化するべく、ホテルおよびカジノのアセットを上場部門へと移すことを計画している。

ウデンナが62%を所有しているフィリピンのH2Oベンチャーズ(H2O Ventures)の株主は、月曜日、同部門に対する高まりつつある注目を反映するためにPHリゾーツ・グループ・ホールディングス(PH Resorts Group Holdings)への名称の変更を承認した。

フィリピン証券取引所に発行されたプレス・リリースでは、同社は主な目的が2つの統合リゾートおよびカジノプロジェクトを含め、ウデンナのツーリズム関連のビジネスの運営を行うことであると話した。このプロジェクトの1つはセブ島のマクタンで、もう1つはパンパンガ州のクラーク・グローバル・シティで行われる。

ウデンナの創立者および会長のデニス A. ウイ氏(Dennis A. Uy)は、「ツーリズム部門への進出を強化するにあたり、新たな成長の時代に弊社の株主を先導したいと考えています」と話した。「同時に、我々の主な経済成長の中心的な要素の1つであるツーリズム部門の開発サポートも楽しみにしています」。

同社は資産移転がまだ行われてないと話している。

マクタンのカジノの最低出費は3億米ドルで(約330億円)、クラークは2億米ドル(約220億円)を必要としている。

フィリピンのアミューズメントとゲーミング管理公社(PAGCOR = パグコア)は、マクタンカジノのカジノの完了について2022年を期限に、クラークプロジェクトの完了には2023年を期限に設定している。ただし、後者の早期完了を望んでいると話している。

また、PHリゾーツは、1つはダバオ市、もう1つはボホール州で進行中のその他の2つのホテルプロジェクトの持ち株会社となる。(AGB)