ギャラクシーIR入札に高級ソフトウェア追加

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モンテカルロ・カジノ及びモナコ公国内の主要な財産の所有者であり、ソシエテ・デ・バン・ド・メール(SBM)のマネージング・ディレクターも務めるジャンルイ・マシュレル氏(Jean-Louis Masurel)はギャラクシー・エンターテインメントがなぜ選ばれたか理由を説明すると、アジアのパートナーとしては彼らが「最適」であるから、と述べた。

AGB Nipponとの独占インタビューで「最適な選択だ。最も成功しており、最も若い。まだ若いのにあれだけの成功を収めているのは驚くべきこと」とマシュレル氏は語った。

マシュレル氏はさらに財政的には恵まれつつもモナコ公国内では開発する土地はほとんどないとし、東アジアへの進出は「世界で最も速く発展している国々へのごく自然な拡大」であるとし、さらに「アジアへ関与するには正しいパートナーを見つけることが最適な手段だった」と述べた。

ギャラクシー理事会の非業務執行取締役を務めるマイケル・メッカ氏(Michael Mecca)は、「日本とのパートナーシップは、ヨーロッパとアジアの最高峰同士が集まり、我々が日本のどの都市とでも議論することを可能にする。」とこの取り決めに対する熱意を表明。

同氏はさらにギャラクシーが大阪、苫小牧、また佐世保のRFIプロセスに参加していることを明らかにし、和歌山のRFIも同様にする参加する予定であることを述べた。

ギャラクシーの国際開発担当副社長ジェレミー・ウォーカー氏(Jeremy Walker)は、SBMがギャラクシーへの入札に提供するのは建物やカジノ用のハードウェアではなく、予想される日本のIRの非ゲーミング面を強化するための一種のソフトウェアであるようなものと指摘。

「モナコとのこの関係を通じ、世界に通用する文化、音楽、エンターテイメント、スポーツをそろって日本に紹介することが出来る。」とも述べた。

SBMのマシュレル氏は具体例の一つとして7月にマカオのギャラクシー敷地内でのカフェ・ド・パリ・モンテカルロの開店を挙げている。(AGB Nippon)