ゲンティン香港、クルーズ船事業へ投資

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統合型リゾートは必ずしも都市にあるとは限らない。カジノ大手のゲンティン香港(Genting Hong Kong)が海に浮かぶリゾートへの投資を発表したことにより、再びクルーズ船ビジネスが脚光を浴びている。

ゲンティン香港は、フィンランドの造船請負業者アルマコ・グループ(Almaco Group)から、新規クルーズ船のターンキーシステムを総額8320万ユーロ(約107億円)で購入することに合意したと発表した。ゲンティンのMVウェルフテン・ヴィスマール(MVWW)部門が結んだこの契約は、2021年に船舶の完成を予定している。

アルマコは以前、ゲンティンの所有する船舶のギャレーやパントリーシステムなどを提供していた。

「クルーズ船事業の拡大戦略を実現するためには、高品質・高性能の製品供給を納期内に保証する業界トップクラスのサプライヤーと契約し、新しい船舶の建設に必要な設備を調達する必要がある。」とゲンティンは香港証券取引所への報告を行った。(AGB)