スタジオ・シティ、米国IPOで約404億円を集める

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メルコリゾーツ&エンターテインメントの一部門であるスタジオ・シティ・インターナショナル・ホールディングス(Studio City International Holdings)は、先週の水曜日に米国における新規株式公開(IPO)で、米国預託株式(ADS)1株ごとの最終公募価格を12.50米ドル(約1400円)とし、合計3億5940万米ドル(約404億円)を集めた。

この公募でスタジオ・シティ・インターナショナル・ホールディングスは、同社の増枠発行済み株式のおよそ38.7%に相当する米国預託株式875万株を売った。

同社は、マカオのコタイ・ストリップ(Cotai Strip)でハリウッドをテーマにしたスタジオ・シティ(Studio City)という統合型リゾート(IR)を運営している。

グローバル公募の終了に際して、メルコは、スタジオ・シティに対する自社の所有権が60%から57.3%へと減少するが、依然としてスタジオ・シティの支配株主であることに変わりはないと述べている。

以前に行われた申請時に、メルコは、公募によって得た純利益を、子会社であるMSCコタイ社(MSC Cotai Limited)の新たに発行された株式の取得に充てるつもりであると述べている。

これに対し、MSCコタイ社は自らが得た純利益を特定の既存の債務の返済に充てたいと考えている。(AGB)