フィリピン、カジノの2018年ゲーミング総粗収益が22.9%上昇へ

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フィリピンのアミューズメントとゲーミング管理公社(PAGCOR = パグコア)が公開した最新データによると、フィリピンカジノの2018年ゲーミング総粗収益が1875億ペソ(約3980億円)の前年比22.9%の上昇を記録した。

エンターテインメント・シティ地域(Entertainment City)、クラーク経済特別区、サンダーバード(Thunderbird)などを含むパグコア傘下でないカジノは、ゲーミング総粗収益が28.3%増の1516億ペソ(約3223億円)となった。

収益の大部分を生み出したのがシティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City of Dreams Manila)、オカダマニラ(Okada Manila)、ソレア・リゾート&カジノ(Solaire Resort & Casino)、リゾーツ・ワールド・マニラ(Resorts World Manila)という、エンターテインメント・シティ内の4つのカジノである。

VIPとマス向け、ゲーミング機のセグメントも同様に好調である。

その一方、パグコア傘下のカジノの2018年ゲーミング総粗収益が359億ペソ(約763億円)の4.4%増というわずかな成長しか見られなかった。

2018年にeゲーム、ビンゴ、スポーツベットなどのゲーミングサイトによる収益も前年比19.8%上昇した。(AGB)