フィリピンのゲーミング総粗利益、今年は4400億円以上

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ロイター通信のレポートによると、フィリピンのアミューズメントとゲーミング管理公社(PAGCOR = パグコア)は2019年の国内ゲーミング総粗利益が8.5%増の2170億ペソ(約4485億円)を記録すると予測している。

パグコア会長のアンドレア・ドミンゴ(Andrea Domingo)は2018年においてゲーミング総粗利益は13%増の2000憶ペソ(約4133億円)を記録したと述べた。フィリピンのゲーミング市場はアジア2位の座を持つシンガポールに追いつく勢いで成長している。VIP客のゲーミングの成長は一つの要因になっているが、今後は近隣のライバルとの競争も予想されるとドミンゴ会長は語った。

「全ての統合型リゾートは良くやっています」と付け加えた。

さらにドミンゴ会長はギャンブル反対姿勢を示しているドゥテルテ大統領と会談し、ギャンブル産業の危険性およびカジノセクターが協賛している社会奉仕プロジェクトなどの最新情報を伝える予定でいる。

「オペレーターは競争相手が増えていることに関しては危機感を覚えている。しかし、選択肢を多く与え、安全な環境を提供すればギャンブラー達は離れることはない」と同氏は楽観視した。(AGB)