競輪の収入が低迷する中、ミッドナイト競輪は全国で売り上げを増加させている。全国競輪施行者協議会が発表した最新の数字によるとミッドナイト競輪の収入は関連している電話投票と合わせて前年度の4月から9月にかけて全国で13.7%増加しており、全競輪の収入の45.1%を占めた。
ミッドナイト競輪はその名前にも係わらず、決行されるのは真夜中ではなく午後9時から午後11時の間である。視聴者や賭け手は競技場には入ることなく自宅からネットを通しての参加となっている。ミッドナイト競輪プログラムは2011年に始まり、ファンの間で人気を博している。
その一方で昼間の競輪レースへの実際に足を運ぶ訪問者の数は8.4%の減少を見せた。
総合的に見ると、6ヵ月の間の競輪収益は1.4%増の3015億円となった。(AGB Nippon)