メルコ、キプロスでの臨時カジノ営業を6月28日より開始

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金曜日、メルコ・インターナショナル・デベロップメント(Melco International Development)は、キプロス島に2021年までに開業予定の「シティ・オブ・ドリームス・メディテレーニアン(City of Dreams Mediterranean)」の着工式を行った。

CEOのローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)を含むメルコの経営陣は、キプロス共和国の大統領であるニコラス・アナスタシアディス氏(Nicos Anastasiades)とメルコの現地パートナーであるCNSグループ(CNS Group)のCEOであるメリス・シオコラス氏(Melis Shiakolas)とともに、リマソール西部への複合型リゾート建設を計画している。

アナスタシアディス氏は、このプロジェクトは5億5000万ユーロ(約713億円)の投資が行われる本国最大のプロジェクトであり、年間で6500人の雇用および30万人もの観光客を創出し、国内経済に7億ユーロ(約907億円)もの経済効果をもたらすとの見通しを発表している。 「私たちの国は、単に『太陽と海』だけが魅力な観光地ではありません。レスポンシブル・ゲーミング(責任あるゲーミング)をはじめとした上質な観光があり、世界的な観光地として有名となるすべての条件がそろっているのです。」とアナスタシアディス氏は述べている。

ホー氏は、このキプロス島におけるプロジェクトが、メルコ初のアジア外でのプロジェクト展開であることを強調している。「私たちのプロジェクトは、持続可能な経済成長と雇用率の向上に向けた国の努力に大きく貢献するだろう」と彼は語った。

建設予定のリゾート内には、136のゲームテーブル、1200のゲーミングマシン、500室のホテルと豪華なヴィラ、11軒のレストラン、ショップスポーツとウェルネスセンターおよびスポーツセンターが含まれる予定である。

「シティ・オブ・ドリームス・メディテレーニアン」の正式開業に先立ち、臨時のゲーミング施設をリマソール地域において6月28日にオープン予定であるとしている。この臨時カジノには33のゲームテーブル、242のスロットおよびVIP施設が用意されており、2018年内にはニコシア・ラルナカ・ファマグスタ・パフォスの4か所でも追加的に運営を開始する予定である。(AGB)