メルコ、日本を意識して顔認識技術を導入

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メルコリゾーツ&エンターテイメント(Melco Resorts & Entertainment)の会長兼最高経営責任者のローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は、メルコの責任あるゲーミング活動として顔認識技術を幅広く導入していることを明らかにした。技術はカジノ・フロアへのアクセスが拒否されている人々が実際に立ち入り出来ないことを確保するためのものである。

4月16日に公開されたプロモーション映像でホー氏は「メルコはマカオでのゲーミング・エリアの全入り口にてリアルタイムの顔認識システムを投入したアジア初のオペレーターであり、フィリピンでもお客様の安全を確保するために新世代のメルガード(MelGuard)を展開する予定だ」と語った。

また、ホー氏は「我々が独自で開発したシステムは将来を見越して日本のマイナンバー制度と統合できるようになっている」と付け加えた。

メルコが日本でメルガードを導入する意向を初めて示したのが2018年の1月であり、東京と大阪の事務所への訪問者にシステムを試してもらうなどしてマーケティング・キャンペーンの大きな一部としている。

AGB Nipponが事務所を訪れた際、メルコ・ジャパン社長の白男川亜子は「現在、まだ日本でIRを運営していないので、日本のステークホルダーに対するコミットメントを示すにはこれがベストだ思っています」と述べた。(AGB Nippon)