モーフィアスの開業と連休の効果で、6月GGR上昇の見込み

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バーンスタイン・リサーチ(Bernstein Research)のアナリストは、6月のカジノのゲーミングによる総粗利益(Gross Gaming Revenue = GGR)が前年同期比で21~22%ほど増加すると予想している。

先週の1日あたりの平均収益〈Average Daily Revenue = ADR)は、メルコリゾーツ&エンターテインメントの新ホテルタワーであるモーフィアス(Morpheus)の好調な滑り出しと端午節連休(Dragon Boat Festival)の効果もあり、昨年同期間と比較して15%ほど上回った。このプラスの影響は、ユニオンペイ(UnionPay)端末の撤収およびワールドカップがADRに与えるマイナスの影響を相殺するのに有り余るほどであったとバーンスタインは評している。

また、バーンスタイン社は、6月末までのGGRのADRが7億3000万パタカ〜7億5000万パタカ(約98億円~101億円)であると仮定すると、6月のGGRは242億パタカ~244億パタカ(約3250億円~3280億円)に達すると予想している。(AGB)