中国のWeChat Payなど普及する中、高級品はまだ雑誌頼み

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最近、中国からのツーリストによる、インターネットの巨匠テンセント・ホールディングスの微信ペイ(WeChat Pay)モバイル決済システムの使用率がさらに上昇してきている。ただし、中国のメディア支局フォーチュンの新しいアンケートによると、高級ブランドについては、中国の最も裕福な顧客にサービスを提供する場合、他の手段を提供するほうが良いということが判明した。

中国で上級管理者を務める3万2900人の顧客に向けられた同アンケートによると、高級ブランド品については、雑誌による購入が微信(WeChat)、微博(Weibo)、電子商取引サイトを上回って中程度を占めているという。831件の回答のうち、56%の消費者は高級ブランドの情報を得る媒体として雑誌を使用している。これに比べ、微信(WeChat)は21.8%、微博(Weibo)は6.1%となった。

また、同アンケートは旅行とショッピングも対象としており、2017年では、回答者の62%が中国で多くの高級ブランドグッズを購入していることもわかった。これは前年比で、55%増しとなっている。

中国の消費者が高級ブランド品を求めて世界を旅することが有名になったのは、わずか数年前のことで、東京の銀座では、「爆買い」という言葉さえ生まれた。

2013年8月にリリースされた微信ペイ(WeChat Pay)は、多くの国に展開されており、他にも多数あるがドン・キホーテやビッグカメラなどの日本の小売店では共通の支払い方法となった。

中国人による高級ブランド品の購入は、VIPギャンブル出費とも密接な関係にある。多くのマカオのカジノは、高級小売製品に焦点を合わせている。中国でのギャンブル関係のマーケティングは法律で禁止されている。(AGB)