北海道観光業、地震後相次ぐキャンセルによる大打撃を受ける


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大規模な余震の脅威や電力危機は驚異的な早さで北海道から観光客を遠ざけている。この時期は約80%の割合で部屋がうまるのが通常とされているホテルも相次ぐキャンセルにより20%ほどしかうまっていない状態である。

ホテル業界では地震によりすでに30万件以上の客室予約が取り消されており、経済的被害額は30億円である見込み。

当然のことながら地域の観光名所への訪問者数の急激な減少も報告されてはいるものの、この時点で被害の度合いを定めるのは困難であると思われる。

9月6日の地震によりターミナルビルが破壊された新千歳空港は、乗客の減少に加えて備品やインテリア装飾の損傷が深刻な店舗やレストランのビジネス再開に向けての修復等に多大な時間がかかるるため、完全に元の状態に戻るのは数ヶ月先であることが予想される。(AGB Nippon)