反カジノ候補者、和歌山県知事選挙に参戦

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反マリーナシティIRの先導者でもある政治活動家の畑中正好氏が11月25日の知事選挙への出馬を表明した。

昨年11月に結成された地元の反カジノ団体である「カジノ問題を考える和歌山ネットワーク」事務局長の畑中氏は日本共産党の支持を得ることに成功。畑中氏は現知事の仁坂吉伸氏の長年の対抗者であり、2014年の知事選挙でも対立した。

2014年には仁坂氏は票を83%以上獲得し、畑中氏に圧勝している。

昨年11月には元参議院議員の大江康弘氏もまた仁坂氏に対抗すると発表したものの、自民党からの支持を得られず最近になり撤退した。

畑中氏は「他にもっと素晴らしい人がいるのではと思ったが、以前からIR誘致反対を公約に出馬する候補者が必要と考えており、つくる会が背中を押してくれた」と述べており、さらに「自民党に追随し、県民や地域経済を不幸にするIRの誘致にお金と人員を使っている。IRで利益を得る県民は一部。県民が懐からお金を巻き上げられるのは避けられない」とも語った。

仁坂政権は2月に畑中氏からのマリーナシティIR設立計画の経済的実行可能性に関する正式に委任された資料のコピーの要請に対し、ほぼ完全に黒く塗りつぶされた文書を提供している。(AGB Nippon)