日本企業、ロシアのカジノ開発に参加

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滋賀県大津市を拠点とするシンプルクリエイト株式会社は、ロシアのダイヤモンド・フォーチュン(Diamond Fortune)とパートナーシップを結んだことが明らかになった。ダイヤモンドのインペリアル・ホテル開発計画は、東ロシアにある沿海地方ゲーミング特区でのもっとも大規模な計画の一つである。

沿海地方ゲーミング特区の開発を管理するプリモルスキー・クライ・デベロップメント・コーポレーション(Primorsky Krai Development Corporation)のプレスリリースによると、シンプルクリエイトは日本で不動産から石油製品まで幅広い事業に携わる会社である。日本企業の投資の規模に関しては述べていない。

シンプルクリエイトのこやま・のぶかす会長は「この世界で沿海地方のように海岸と絵になるようなカジノを見たことがない。中国、日本、韓国、台湾から多くの見込み客が飛行機で2時間以内の距離にいるということが多くの訪問者を保証するでしょう」とコメントを残した。

ダイヤモンドは、この開発のために以前進行していた「セレナ」と呼ばれる建設計画を改善したという。

インペリアル建設計画の第一段階はプレジデンシャル ・ スイートを含む4カテゴリーの客室を誇るホテルと9000平方メートルを占めるカジノが予定されている。カジノには50台のテーブルゲームと300台のゲーミング機械が設置され、その他にもレストラン、ロシア・中国・イタリア料理のあるフードコート、ナイトクラブ、1000平方メートルのスパ設備、販売店が計画内にある。

オープンの日程は2020年秋となっている。第一段階の建設費用は7000万米ドル(約78億円)であり、第二段階には2億米ドル(約223億円)の投資が要求される300客室のホテル建設が含まれている。(AGB)