韓国野党、国内での不法雇用スキャンダルへの徹底調査を要求

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韓国のメディアによると、野党は月曜、公営の江原ランド(Kangwon Land)のIRを含む、複数の公的機関で横行していた不法な雇用慣行について議会が合同で徹底した調査に乗り出すべきだとする提案を行ったという。

こうした調査を求める声は、ソウル交通公社の1万7000人の被雇用者のうち11.2%が何らかの形で関与していたとの申し立てが行われたことで上がった。

公営のカジノ施設である江原ランドは、チョ・ヘウンジップ氏(Choi Heung-Jip)の指導体制のもと、2011年から2014年までの間に有力者の子息たちが運営者によって雇用されていたという事実が明るみに出たことでスキャンダルに巻き込まれている。

コレア・ヘラルド(Korea Herald)紙によると、自由韓国党のキム・ビョンジュン党首(Kim Byong-Joon)は、明るみに出た事実は「氷山の一角」に過ぎないのかも知れないと語っているという。

同党首は、「公共部門全体に腐敗が横行しているに違いない」とも語っているという。

与党である、共に民主党は、野党が「いい加減で根拠のない話を政治問題化させている」として野党を非難している。(AGB)