インペリアル・パシフィック・インターナショナル(Imperial Pacific International)は、米連邦カジノ委員会(Commonwealth Casino Commission)に支払わなければならない年間更新料の残り1050万米ドル(約11億円)が確認されているが、インペリアル・パシフィックは2019年前半における損失を報告した。
8月の初めにインペリアル・パシフィックは1500万米ドル(約16億円)年間更新料を期限通り支払っていなかったが、その問題は解決となった。しかし、北マリアナ諸島自治連邦区のデービッド・アタリグ財務大臣(David Atalig)は米連邦カジノ委員会が支払いの滞納やその事情の説明がなかったことに対して罰金を設ける可能がまだ残っていることを指摘した。
VIPゲーミング収益が大幅に減ったことに影響され、インペリアル・パシフィック2018年同期の7900万香港ドル(約10億円)増益に対して、今年前半における損失が19億香港ドル(約257億円)となった。
インペリアル・パシフィックのマーク・ブラウン会長(Mark Brown)は、VIP収益の急激な92%減少はジャンケットが責務を果たしていないことによるものであると説明し、「今は低調であり、ジャンケットはこの地域に来たがらない」と述べた。(AGB)