インペリアル・パシフィック竣工期限を2020年

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北マリアナ諸島自治連邦区(CNMI)の開発計画諮問委員会(DPAC)は、サイパン島でホテル・カジノの建設計画を進めているインペリアル・パシフィック・インターナショナル(Imperial Pacific International)の竣工期限を2020年12月に延期するように勧告したと、地元メディアが伝えている。

リゾート計画は当初、2018年8月31日に竣工予定としていた。しかし、インペリアル・パシフィックは工事がこの期限までに完了しないとし、工事期間の延長に関する提案をDPACに求めていた。

マリアナズ・バラエティ紙(Marianas Variety)によると、DPACは8月16日に同島知事に、インペリアル・パシフィックによる工事延長の要請を承認することを促したという。

この報道の中で、DPACは、「[カジノ・ライセンス契約]を修正し、工事を完了させる目的で柔軟に開発が行え、工事期間を延長することで、CNMIが最大限の経済的な見返りを得ることを裏付ける有力な証拠」が存在しており、工事期間の延長に関するインペリアル・パシフィックの要求は正当なものであるとしている。

DPACは、CNMIのロッテリー委員会が2020年12月までの工事期間の延長に関した修正案を承認するように勧告している。

しかし、ロッテリー委員会はまだ、提起されている工事期間の延長について話し合う場を設けていない状況である。(AGB)