ウデンナ・グループ(Udenna Group)は、今後10年間で、カジノとエンターテインメントの複合施設などを含むクラーク・グローバル・シティ(Clark Global City)に50億ドル(約5450億円)の投資を予定していると、地元メディアが報道した。
同グループは、以前まで米空軍基地であったクラーク特別経済区域(Clark Freeport Zone)に位置する新しく買収された土地が、中央ルソン島の新しいビジネスセンターになることを期待している。
「クラーク・グローバル・シティは、グローバルなビジネスの場を提供し、メトロマニラ以外の経済の変革を促進し、全国の成長を拡大する政府の取り組みを補完するでしょう」と会長兼CEOのデニス・ウイ氏(Dennis Uy)は述べた。
最高グレードのオフィスビル、高級小売店、現代的な学術センター、スポーツセンター、都市公園、象徴的な塔、ホテルやカジノ、現代的なサポートサービスとアメニティを擁します。さらに10ヘクタールのエンターテイメント用施設も含まれ、ウデンナの別部門によって開発されるカジノのためには1ヘクタールの土地が用意されている。
同社の幹部は香港、北京、東京で外国人投資家向けのプロジェクト投資を募るための説明会ツアーを計画している。
クラーク地区にはすでに元観光相長官のホセ・アントニオ・ゴンザレス氏(Jose Antonio Gonzalez)が以前経営していた国営のミモザ・カジノ(Mimosa)や韓国人経営者が運営するワイダス・カジノ(Widus)などが存在する。(AGB)