ゲーミング・パートナーズ・インターナショナル・コーポレーション(Gaming Partners International Corporation = GPIC)は、エンゼル・ホールディングス(Angel Holdings)がGPICを現金で約1億1000万ドル(約124億8770円)で買収することを条件に合併契約を締結した。
GPICから証券取引委員会への提出書類によると、GPICの株主に支払われる対価は、GPIC普通株式1株につき現金13ドル75セント(約1561円)となる。
取引きが完了すると、エンゼルはGPICの100%を所有する。
2019年に完了する予定の取引は、GPIC株主の承認とゲーミング当局からの特定承認を受けなければならない。
エンセルはゲーミング業界と小売市場向けにトランプとカードゲームを製造、販売している。カジノのトランプとテーブルゲーム設備の世界的大手であるエンゼルには、ベストセラーのAngel Protect Pre-shuffled Cards、エレクトロニックシューズのAngel Eye(R)シリーズなど、多くの画期的イノベーションがある。本社は日本の京都にあり、日本とシンガポールに製造施設を持つ。米国、マカオ、オーストラリア、フィリピンにも事務所がある。
GPICは世界中の認可カジノ用のテーブルゲーム設備を製造、供給している。Paulson(R)、 Bourgogne et Grasset(R)、Gemaco(R)、Dolphin(R)、Bud Jones(R)のブランド名で、GPICはチップ、プラク、ジェトンなどのカジノ用代用通貨、トランプ、テーブルレイアウト、ゲーミング家具とテーブルアクセサリー、サイコロ、ルーレット盤を供給する。GPICはカジノ代用通貨に無線周波数識別装置(RFID)技術のようなセキュリティー機能を利用する先駆者で、RFIDリーダー、ソフトウエア、ディスプレーを含むRFIDソリューションを提供している。GPICはネバダ州ノースラスベガスに本社があり、フランスのボーヌ、メキシコのサンルイスリオコロラド、ミズーリ州ブルースプリングズ、ニュージャージー州アトランティックシティー、ミシシッピ州ガルフポート、マカオに施設を持つ。