オカダマニラの杉山健児社長とアントニオ・コファンコ副会長(Antonio Cojuangco)はフィリピンIRを訪問目的とする日本人を増やすとともに、将来の日本IR市場向けに自らの経験に基づいた教訓について話し合うべくツーリズムEXPOジャパン2018で講演を行った。
講演の司会進行役は日本カジノスクール校長の大岩根成悦氏が担当。
課題は幅が広く、杉山氏がオカダマニラがフィリピンにて雇用と経済発展に及ぼした影響等について説明した。オカダマニラで楽しめるエンターテインメントについてもしっかり触れ、ナイトクラブのコーヴマニラ(Cove Manila)の名が何度も登場した。
タイガーリゾート・レジャー&エンターテインメントの日本拡大への関心については杉山氏は慎重な観察のみを提示し、日本市場の規制条件は依然として不明であると指摘した。現時点では、タイガーリゾートの東京新オフィスは日本人観光客をオカダマニラへと招くための手段となることと、日本IR市場への入札の可能性を慎重に検討するという2つの役目に重点をおいている。(AGB Nippon)