木曜日の午後、国会ではIR実施法案が参議院の内閣委員会によって承認され、カジノ合法化に向けて最後のステップに辿りついた。金曜日に開催されると参院評議会の全体会議を通じて法案が可決される見込みである。
立憲民主党が率いる野党は、この法案を脱線させようと最後のカードを切った。これには、石井啓一国土交通大臣の不信任決議案に加え、参議院議長の伊達忠一を交代に追いやる動きがあった。
大阪を拠点とする維新の党は与党を支持し、これらの野党の努力を全て否決した。
早ければ金曜日、野党は、衆議院内の安倍内閣全体に対して不信任決議案を提出する最後の一手に出る可能性が高い。しかし、この動きもすぐに否決されることが予想される。
IR実施法案は、上院によって法律で制定される予定である。
延長された通常国会は日曜日に終了する。(AGB Nippon)