ラスベガスの専門家パネルによると、キャッシュレス・ゲーミング、人工知能、顔認証技術はカジノに変革をもたらすが、規制が重要な難関であることは今後も変わらない。
コナミ・ゲーミングの上級副社長兼最高商務責任者のトム・ジンゴリ氏(Tom Jingoli)は顔認証技術について、その技術が同社のカジノ管理システムで大きな役割を果たしているが、規制に関しては超えないといけない大きな壁がいくつか残っていると語った。
人工知能と顔認証技術でプレイヤーのベッティング傾向とカジノフロアでの動きを特定することについて問われたところ、AGS社長兼最高経営責任者のデービッド・ロペス氏(David Lopez)は技術的な面では問題はないが、規制機関と事業者にとって難しいところが残っていると述べた。
同氏はこの類の技術は今後ラスベガスで導入される前にカジノクルーズ船や部族カジノで見られる可能性があると指摘した。
また、ジンゴリ氏は「スマホで簡単にベッティングが出来るから、人はわざわざ窓口まで歩いて並びたくない」と付け加えた。(AGB)