ラスベガス・サンズの社長兼最高執行責任者であるロバート・ゴールドスティーン氏(Robert Goldstein)率いる上級幹部チームは、大阪での2025年の万国博覧開催が決定したことにより松井一郎知事および吉村洋文市長と会談を行った。
報道陣は会議の主な内容を見ることは許されなかったものの、会談後にゴールドスティーン氏はラスベガス・サンズが推定約200億円の夢州鉄道建設費を支払うということに驚きを感じていないことを示し、「ここにIRを開設するためのコストは非常に高くなると思われる。政府が役割を果たすことを義務付けていることから我々も必要に応じて行動に出ることを常に言ってきていた」と述べた。
松井知事は来年には政府が必要な基本方針を策定するのを待ちつつ、可能な限り早くIRオペレーター事業者らを選ぶことを報道陣に明らかにした。
地方自治体が公表した数字によれば2012年以来IRオペレーターが知事と市長を訪問したのはこれで26回目であり、すでに合計10社のオペレーターらがこれらの取引に関与している。(AGB Nippon)